屋根の上の飾り付け。
向かって左側..凸の弓矢を大地に向けたもの.。

真ん中...日の丸の扇子を3つ繋げて円にし、その下にガジュマルの枝葉、吹流し...その下に塩とニンニクを取り付ける。

向かって右側...凹の弓矢を東の空に向けたもの。

由来は、昔..左甚五郎という名工が、棟上の時に、妻に見立てた雌矢(凹の矢)を上座の位置に、雄矢(凸の矢)を地擦りといって、頭を下げた形で上座の位置に立て、妻を称え奉ったという説があるそうな。
そして...最上段の棟木には、「天宮賜福紫微鑾駕」 と書かれた板を取り付ける。
「紫微鑾駕(シビランカ)」とは、火を食う女の神と言われ、「火災の火を食べてくれるように...」という災難よけの神様を奉る。
所変われば屋根飾りも変わるもんだなぁ。
アタシャァ初めて見たよぉ。