「マングローブ」という名前がついた植物があるわけではありません。
熱帯や亜熱帯地域の河口など、満潮になると海水が満ちてくるところ(潮間帯)に生えている植物をまとめてマングローブと呼びます。
たとえば、雪のふる高山に生えている植物をまとめて高山植物と呼ぶように、
海水が満ちてくる潮間帯に生えている植物をみんなまとめてマングローブと呼んでいるのです。
ヤシやシダの仲間も合わせると、世界中では100種類以上の植物がマングローブと呼ばれています。
日本では、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギダマシ、ヒルギモドキ、マヤプシキ、サキシマスオウノキ、ニッパヤシなどのマングローブを見ることができます。これらは、おもに沖縄県で見ることができます。

マングローブは日本以外では、熱帯アジア、太平洋に浮かぶ小さな島々、南アメリカやアフリカなどにあります。
日本のマングローブは高くても高さが10mくらいと低めですが、海外では60mにもなるマングローブもあります。
マングローブの森には、いろいろなカニ、魚、貝、エビ、などがすんでいます。
また、水鳥たちがえさをとったり、休む場所にもなっています。
熱帯アジアのマングローブの森にはサルなどもすんでいて、マングローブはいろいろな動物たちにとって大切な場所になっています。

和 名 ヤエヤマヒルギ
学 名 Rhizophora stylosa
支柱根(しちゅうこん)と呼ばれるタコ足のような根をたくさん出すのがヤエヤマヒルギの特徴の一つです。
白い花が咲き、木についたまま発芽してエンピツのようにのびる胎生種子というものをつくります。
島北西部の道沿いのヤエヤマヒルギ。
この辺は街灯が無く、夜になると真っ暗闇です。
しかし、星がとってもキレイに見えます。
一人では闇の恐怖にメゲてしまうので、もっぱらベランダ観測ですがね。
昨夜も流れ星を発見願いごとは言えずじまいでした。
??願いごとってあるのかなぁ・・??
ここで生活出来る事以外の願いごとって、欲張りですよ!!