沖縄には古来より、祖先を敬い、祖霊を大切に祀るという風習が息づいています。
沖縄の神話のひとつ、アマミキヨとシネリキヨという創生神が降り立った場所や生活した場所、村建ての人物ゆかりの場所を、御嶽(ウタキ)といわれる聖地として敬い、祀ったものがあります。
御嶽は現在も残っており、信仰の中心的な役割を担っています。
また、周囲を海で囲まれている沖縄の古代の人々は、水平線の向こうに理想の楽土があると考え、それをニライカナイと呼び、はるかなる思いを寄せたといいます。このような御嶽信仰やニライカナイ信仰は今日も根強く沖縄の人々の間に残っています。
また、自分の血族につながる祖先を敬い崇拝する信仰も、深く浸透しているといえます。
墓やトートーメー(位牌)を大事にすることが、現在に生きる人々の繁栄につながるという意識です。
祖先は死後もこの世の末裔を見守り、吉兆の因果をあやなしていると信じられてきました。ですから、祖先の霊を丁重にまつるために墓所をととのえ、繁栄と安全を祈願するための行事を執り行ってきたのです。
転載: (財)沖縄観光コンベンションビューローHP
門構えの立派なお墓。

屋上のあるお墓。

いままでお墓を撮るのは躊躇してたんだけど、手績ぎ仲間の一言がきっかけで吹っ切れた。
「お墓はただの入れ物だから・・」
彼女の話題は徐々に。