鳳凰朴に意図的に寄生させられた『オオタニワタリ』

沖縄方言名 フィラムシルー(沖縄本島) 、 サムムス(宮古) 、 フチィビィ(八重山)
和 名 おおたにわたり
農産物区分 野菜 (葉茎菜類)
科 名 チャセンシダ科
主な生産地 南の島
沖縄に伝来された時期
樹上や岩肌に着生する常緑のシダ類で、南九州や台湾などにも分布しています。
葉の長さは1m以上になります。
食材としてむいているのは新芽の部分です。
観葉植物としてもなじみ深いものです。

沖縄の生活習慣との関連
八重山地方では、行事や祭事などにもよく使われる食材です。
外観や食味等の特徴
沖縄では、葉先のクルっとした独特の形の若芽の部分を食用にします。
コリコリとした歯触りが特徴で、炒め物煮物のあしらいに喜ばれます。
栄養成分面の特徴
山菜の少ない島々では、唯一の山菜として重宝されています。
伝承されてきた利用法
炒め物、天ぷら、煮物に利用されています。
選び方・保存法のポイント
観賞用の1mにもなる株の内側から、生えてくる若芽を食べます。
4月に引越し、今年は故郷の山菜を堪能出来ませんでした。
じゃ、南の島の山菜は?と調べた結果です。
地元の人は『わらび』と言っているそうです。
確かに故郷のわらびの様に若芽はクルッと丸まってますが、あきらかに違うものですよね〜〜。
昨日・今日と、かなり雲の多い天気で海には行けません。
これからの季節、山に目を向けようかねぇ。