地に足をつけ、黙々と坦々と。
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東北出身、南の島在住。
日々それぞれ
あの〜
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土曜日の自主作業が間違ってなかったから次の行程へ。
経糸を巻取り台で巻き取って行く。
手と目がいくつあっても足りない様な作業なのでこれしか撮れなかった。



絣も見えて来たで〜。
キレイに巻取れてまたまた感動。

緯糸が入るともう少しイメージが変わるらしいけど、やっぱり藍の絣は地色(黒?)と微妙だよなぁ。
絣の側の黄色も・・・
まっ、これは練習だからいろんな事を試してみようと思った次第です。

3・4日前からの強い風は今日も相変わらず吹きまくってる。
夕方からは雨も。
残念ながら今夜の流星群は見れそうにないなぁ。

以前辛口のカレールーが少ないって書いたけどやっぱり。
ここに面白い記事が。
そろそろ、あのカレー屋さんのカレーが食べたくなっちゃったなぁ。
細帯の絣は経糸6本×3で18本が規定とされてる。
が、今日巻き込みをしたら5+5+8=18本。
整経の時絣(かすり)結びの準備の時か、経糸の本数を間違ってくくってた!!!!!

染めてしまってるので、6本×3の模様はもう出来ない。
仕方がないので5本×3の絣にしようとしたが、とっても困難な作業となるため、半幅帯に用意していた絣(経糸8本×3)を使う事に。

規定外の細帯になってしまう。

初期の頃は何を教わってるかすら理解出来てなかった。
その頃の作業ミスが続々現れて、次の作業の妨げになってる。

アタシは今『染織りは楽しいだけじゃないんだぞ、それでも続ける覚悟があるのか』って試されてる。
明日は講習休みだけど、仮筬通しのやり直しのため一人で作業しに行こう。
だてに年月経てる訳じゃないのよ、打たれ強さを持ち合わせてるんだから。

故郷で仕事をしてた時、師匠が「練習の時に失敗して良かったね。これで本番は同じ間違いをしないでしょ。」って言った。
そう、そのための練習なんだから。

講習中にたくさん失敗すると講習後は同じ間違いをしない!
フーー アタシは痛い目に遭わなきゃ成長しないのか。。。
チョイと情けないがそうみたい。

そう言えば家族の中に同じ様な性格が!
奴は今頃広島かなぁ。
無事長期出張が終了するよう願おう。
もう一人の家族はそろそろお盆休みかなぁ。
短い夏を満喫してくれ。
筬(おさ)っていう道具に整経した経糸を二本(一本が輪になってる)づつ通して行く。
生まれて初めての一本。



筬には1cmの中に13本の糸が入る様になってる。
1mm以下の幅だよ!
糸と共に写ってる棒は“筬通し”っていう道具。



細帯は9cm幅なので糸は縮み分を加えて120本。
筬の糸を通す部分は金属で出来てるから、乱反射があって目にはキッツイ作業!!
誰かつや消しで作ってくれないかなぁ・・
何とか通し終えて配色が見えて来た。



仮筬通し作業中アクシデント発生。
前の作業の整経で糸が交差していたためと判明。
絣の整経は講習二日目に、何も知らずに作業したもの。
そのミスがここに出て来た。
一つ一つの作業の意味がまた一つ理解出来た。
アクシデントがあって学習するのさ。

作業前のひと手間が効率をよくし、『ちょっとくらい』って手を抜いた作業は後から何倍にもなって返って来る。
黙々と作業しながら“誠実”の二文字が頭をよぎった。
誠実・・真面目で真心があること。(岩波国語辞典より)
染織りを通してアタシの人生が試されてるんだろうなぁ。
これ(かせくり器)と



これ(玉巻き器)を



こんなふうに使って



緯糸の巻き取り作業。
玉巻き器の動きが絶妙でこんなにキレイに巻き取れるの!!



昨日整経した経糸に絣を加えて糊付け。



で、明日まで重しをして乾かす。

どんな細帯が出来るかイメージ出来そうなところまできた感じ。
ワクワクしてきたぞぉ。
昨日は自分たちが染めた糸を巻き取り(糸繰り)作業。
染料に何度も浸した糸ほど絡まっていた。
それって、染色の時に絞ったり干したりを繰り返すから。
そうかぁ〜〜、干す時に絡まりを極力ほぐしてやる事が必要なんだなぁ。
次の行程に入って前の行程の反省点に気づく。
よしよし、着実に成長してるぞ!

今日は自分が考えた図案の細帯を整経。
地色が黒(かなり藍が強いが)で絣は藍
この丁度半分が出来上がりの色合い。



真ん中の黄色の部分に藍の絣が入る。
アタシ的にはなかなかキレイな色合いになってて感動したんだけど、藍の絣が地色とビミョ〜な感じ。
明日からの作業が楽しみだわ!
明日からの講習にむけ、図案を考え中。
たとえばこんな感じや。



こんな感じ。



一本・二本で雰囲気が変わってしまうので難しい。
あぁ、アタシ!センスないからなぁ・・・
熱中症になりながら剥いだ福木の皮を分けてもらった。
まだ完全に乾いてないのでベランダ干し。



この福木は樹齢50〜60年らしい。
アタシがこの世に生を受ける前から存在してた福木!!
心して染織りさせてもらいますね。
琉球藍はたくさん手をかけないといけない(元気がなくなったら泡盛を入れるんだよ!)けど、気軽に染められるインド藍。
染液に入れてる間は黄色っぽい。
作業中に撮ってるから手を休める事が出来ないのね。
ボケボケだけど色は伝わるだろうな。



染液から出して空気にさらすと、みるみる黄色→緑→青って変化。



干す頃には黄色がほとんど消えてしまっちゃう。



で、糸を整えてると完全にアオ!



乾くとこんな感じ。



南の島の太陽は強いからこまめに糸の位置を変えてあげると良いんだけど、油断すると黄色っぽくなっちゃう。
藍の魅力はこの変化・手間と愛情をかけて育てるとちゃんと反応してくれるところなのかも。
色止めと染色をした糸。



ココだけで8色。
一番右端と右から3番目は違う色なんだけど、乾くとあんまり変わりなく見えるから、3番目にクール染色を追加して金茶を目指すらしい。

一番右の白と黄色の二本は先輩の糸で上布の麻糸。

色止めの次は摩擦止め、最後はのり付けで染色は終了。
絣糸にする場合は色止めまでで、くくってから摩擦止め・のり付け。

そろそろ図案を考えなくっちゃ。
さ〜〜てどんな感じにしようかねぇ。
いよいよ絣のビニールひもをほどいた〜〜。



右の↓は藍がにじんじゃって失敗、左の↑はクッキリきれいに出たよ!
ビニールひもをほどくたんびに感動と反省が交錯しちゃってた。
85対の中で、絣が完璧に出来てたのは10対もなかったかも・・・



修行中最低2回は絣くくりをするから、次回はもっとキレイに!!

藍×福木=緑。



ちょっと藍が強かったかなぁ。

これは濡れてるんだけど、乾燥して出来上がった福木。
落ち着いた色合いになってる。



茜×福木=オレンジの出来上がり。



多少ムラがあるけど、15.2mだから以外と目立たなくなるんだって。
ほっんと疲れた1週間だったけど、乾燥して出来上がった糸を見ると感慨深いねぇ。
アタシ、お疲れさま!
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